【鹿児島】学校給食で50年! 「ジューシーみかん100」

 JA熊本果実連(熊本市)とJA鹿児島県経済連が原料生産と製造を担うミカンジュース「ジューシーみかん100」が、鹿児島県内の小中学校の給食に導入されて50周年となり、両団体の関係者が塩田康一知事を表敬訪問した。

2県の小中学校で年間約100万本


「ジューシーみかん100」


 ジューシーみかんは、両団体の温州ミカンを原料に、熊本果実連が熊本県内の工場で製造。紙パック入り125ミリ・リットルで、両県の小中学校の給食で年間約100万本が消費されている。


 温州ミカンの消費拡大に向けて1973年に製造が始まり、子どもの栄養摂取を考慮して給食に導入されたという。

知事も「懐かしい」


「ジューシーみかん100」を前に話す橋本会長(左)と柚木会長


 熊本果実連の橋本明利会長と鹿児島県経済連の柚木弘文会長が6月20日、県庁を訪れ、塩田知事と県教委の地頭所恵教育長に50年の歩みを報告。小学生の頃に給食で飲んだという塩田知事は「懐かしい」と笑みを浮かべた。橋本会長は「長く飲んでもらえて感謝したい。これからも末永く愛されるように、ミカンを作っていきたい」と話した。


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