【佐賀】7月22、23日に鳥栖山笠 子供山が4年ぶり復活
佐賀県鳥栖市の夏を彩る「鳥栖山笠」が7月22、23日、市中心部で開かれる。締め込み姿などの男衆が6基の山車をひきながら、街を勇壮に練り歩く。
山車6基が勇壮に
福岡市の博多祇園山笠にならい、1928年に始まった祭り。両日とも午後1時から市内6町区ごとの山車が八坂神社を出発し、JR鳥栖駅近くの商店街で同1時半頃、勢ぞろいした6基の山車を揺らす「総がぶり」を披露する。22日午後1時40分頃からは、山車をひくタイムを競う「祇園旗廻(まわ)り」が中央公園で行われる。
祭りは新型コロナウイルスの影響で昨夏が3年ぶりの本格開催だった。今回は子供山も4年ぶりに復活し、2基が登場する。また、17~19日には鳥栖駅西側の広場に6基の山車が展示される。
祭りを主催する鳥栖山笠奉賛会の松雪信昭副会長と、今年の1番山を務める本町で先導・指揮を担う徳渕誠二さんは「鳥栖の街にとって一番の祭り。山車の迫力を感じてほしい」と話している。
問い合わせは鳥栖商工会議所内の奉賛会事務局(0942-83-3121)へ。