【鹿児島】石川佳純さんが卓球教室 ラリーや試合で交流
卓球女子の五輪メダリストで、5月に現役を引退した石川佳純さん(30)が7月15日、鹿児島市のあいハウジングアリーナ松元で卓球教室を開いた。県内の小学生約80人が参加し、フォームやプレーのコツを学んだ。
全国の子どもたちとふれあう「47都道府県サンクスツアー」の一環で鹿児島は8か所目。一般観覧には約400人が集まった。参加者とラリーなどで交流した石川さんは「肩の力を抜いて」「体の回転を意識して」などと声を掛け、希望者とは試合も行った。
トークショーもあり、参加者から「練習に行きたくない日はどうすればいい」と聞かれ、「試合で弱気にならないためにも練習が大切。続ければレベルアップできる」とエールを送った。
石川さんと試合をした鹿児島県出水市の小学3年の男子児童(9)は「球が速かった。コツを教えてもらったので試したい」と話していた。