【山口】「浮世絵×カブキ 江戸の役者絵展」が萩で開幕

 「浮世絵×カブキ 江戸の役者絵展」(読売新聞社などでつくる実行委員会主催)が7月29日、山口県萩市平安古町の県立萩美術館・浦上記念館で開幕した。これを前に同28日、開会式と内覧会が開かれ、関係者約70人が歌舞伎役者が登場する浮世絵の名作を見て回った。


写楽の名作を紹介する渕田主任

 江戸~明治期に人気を集めた歌舞伎役者を描いた「役者絵」と呼ばれる浮世絵作品116点を展示。東洲斎写楽の「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」など逸品がそろう。

 開会式で岩本龍治館長らがテープカットをした。内覧会を案内した渕田恵子・同館学芸課主任は「時代を追うごとによりリアルに描写される役者絵を楽しんでほしい」と語った。

8月27日まで

 8月27日まで。月曜休館(8月7日は開館)。一般1300円、学生1100円、70歳以上1000円、18歳以下無料。問い合わせは同館(0838-24-2400)へ。


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