【大分】バンクシーやカウズの作品 大分市でMUCA展
世界で注目されている正体不明の芸術家・バンクシーのほか、カウズやシェパード・フェアリーらの作品を集めた特別展「MUCA展 ICONS of Urban Art ~バンクシーからカウズまで~」が大分市の市美術館で開かれている。10月9日まで。
ヨーロッパ最大級のアーバン・アート作品を収蔵するドイツの美術館「MUCA(アーバン・アートと現代アート美術館)」のコレクションを70点展示している。
アーバン・アートとは、都市空間で発達した視覚芸術で、一般的に公共の場所にアートを描くことを指す。都市の景観を変えることで、人々の心に訴えかけたり、政治・社会的なメッセージを発信したりする。
日本初上陸の作品も
特別展では、日本初上陸となるバンクシーの彫刻作品「ブレット・ホール・バスト」や、カウズの代表彫刻作品「コンパニオン・ディセクテッド・ブラウン」、マーティン・ルーサー・キング牧師を描いたシェパード・フェアリーの「MLK JR」などが並ぶ。
市美術館の担当者は「今生まれている現代芸術を体感できる。バンクシーやカウズ以外の才能を持ったアーティストの作品もじっくり楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。
午前10時~午後6時(最終入館は午後5時半)。休館日は9月11、19、20、25日。料金は一般1800円、大学・高校生1500円、中学生以下無料。
問い合わせは市美術館(097-554-5800)へ。