西九州新幹線(武雄温泉―長崎)で使用されている「かもめ」の新たな車両が8月19日から20日にかけ、製造工場がある山口県から長崎県に海上輸送された。
西九州新幹線は昨年9月に開業し、現在は4編成で運行している。JR九州によると、今年9月以降に運行中の車両が順次定期検査に入ることから、運行本数の維持のために1編成(6両)を追加するという。
車両は19日、山口県下松市の日立製作所笠戸事業所を台船に載せられ出発し、20日には長崎県川棚町の川棚港に到着。同港では、鉄道ファンらが海上の台船に並んだ車両を写真に収めていた。車両は今後、大村市の大村車両基地まで陸路で運ぶ予定。