【佐賀】バルーンフェスタ 4年ぶりに海外選手が出場へ

 佐賀バルーンフェスタ組織委員会は9月13日、佐賀市で記者会見を開き、「2023佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」(11月1~5日)の概要を発表した。16の国・地域から126機が参加予定で、ロシアによる侵略が続くウクライナからも出場。4年ぶりに海外選手が出場する本格的な国際大会となる。


記者会見で意気込みを語る光岡さん

 大会は同市の嘉瀬川河川敷を主会場に行う。今回の参加数は、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年を5機上回っている。

16の国・地域から126機が参加予定

 期間中、競技部門は「パシフィック・カップ」などがあり、選手らが技術を競い合う。動物やキャラクターをテーマにした気球が集まる「バルーンファンタジア」には17機がそろい、北海道旭川市のシンボルキャラをかたどった「ASAPPY」が初参加。アメリカからは熊をイメージした「Baby Polar Bear」などが出場する。

 会見には選手も姿を見せ、意気込みを語った。パシフィック・カップにパイロットとして初出場する佐賀県小城市の病院職員光岡洋輔さん(48)は「待ちに待った4年ぶりの世界選手権。海外選手もやってくるが、臆せずトライしていきたい」と話していた。


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