【熊本】荒尾市の「三池港灯台」が4年ぶりに一般公開
有明海を航行する船舶の安全を守る三池港灯台(熊本県荒尾市)が9月13日、4年ぶりに一般公開された。
三池港灯台は高さ15メートルで、1951年12月に初点灯した。5秒ごとに点灯し、その光は22キロ先まで届くという。一般公開は年1回、無料で行っていたが、新型コロナウイルスの影響で2019年を最後に中止していた。
この日は、隣接する四山神社の大祭「こくんぞさん祭り」に合わせて開催され、内部の見学や九州各地の灯台を紹介する写真パネルの展示などがあった。
階段で灯台上部に上ると、有明海を一望でき、見学者らは写真を撮るなどして楽しんでいた。近くの女性は「灯台から見る街並みが4年前と変わっていて面白かった。来年も来たい」と話した。