【宮崎】婚活を後押し! 宮崎市がアプリ運営会社と協定
宮崎市内で結婚を希望する男女の出会いを支援しようと、市は9月29日、マッチングアプリ「ペアーズ」の運営会社「エウレカ」(東京)と、出会いの機会創出などに向けた連携協定を結んだ。
市によると、市内の婚姻数は2013年が2257組だったが、22年は1693組に減少。市内の30歳代男女の未婚率は1995年から25年間で約10%上昇している。
一方、全国的に結婚した夫婦が持つ子どもの数は40年以上ほぼ横ばいといい、結婚支援が出生数の増加につながる可能性が高い。近年はマッチングアプリで知り合って結婚した夫婦が増えていることもあり、協定に乗り出した。
協定では、市役所や地元企業が従業員に対して「ペアーズ」の周知を図るほか、婚活勉強会の実施、アプリを1か月無料で利用できるクーポンの配布などを行う。
清山知憲市長は「少子化は市としても大きな課題。市民のリアルな出会いの機会を作っていきたい」と話した。同社の山本竜馬代表取締役CEOは「少子化、恋愛離れといった課題を真剣に解決していきたい」と述べた。