【山口】「湯田温泉パーク」が起工! 2025年春開業へ 

 山口市が湯田地区に整備する多世代交流・健康増進拠点施設「湯田温泉パーク」の起工式が10月17日、現地で行われた。2025年春のオープンを予定している。

入浴も!イベントも!


湯田温泉パークの完成イメージ図(提供:山口市)

 建設地は市児童文化センターなどの跡地約8100平方メートル。飲食店や1000人規模のイベントに利用できる大屋根広場が入る交流棟(鉄骨2階建て、3300平方メートル)と、二つの浴室や貸し切り風呂などを備える温浴棟(鉄筋コンクリート平屋、645平方メートル)を建設する。25年秋までに52台分の駐車場も整備する。

 総事業費は、市が施設の基本設計を公表した22年3月時点では33億9000万円だったが、現在は資材の高騰などで42億2000万円としている。

「交流を生み出す施設に」

 名称は、市議会9月定例会で正式に「湯田温泉パーク」に決まった。伊藤和貴市長は起工式で「市が誇る湯田温泉の恵みを身近に感じてもらい、市民や観光客の交流を生み出せる施設にしたい」とあいさつした。


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