【鹿児島】桜島で「火山雷」確認 噴煙3400メートルに 

火山雷を伴い南岳山頂火口から噴煙を上げる桜島(10月24日午前3時57分、垂水市で、30秒露光)

 10月24日午前3時46分、鹿児島市・桜島の南岳山頂火口で噴火が発生し、噴煙が火口から3400メートル上空まで上がった。今年に起きた噴火では、19日の3600メートルに次ぐ規模。

 鹿児島地方気象台によると、噴煙の中で静電気などが原因で発生する「火山雷(かざんらい)」も確認された。噴石は火口から1~1.3キロの5合目付近まで達した。火砕流は確認されていない。噴火警戒レベル3(入山規制)が継続しており、噴石や火砕流が発生する恐れがあるとして警戒を呼びかけている。


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