【熊本】熊本空港商業棟に沖縄発「ポーたま」が先行開店

 熊本空港を運営する熊本国際空港(熊本県益城町)は、新旅客ターミナルビルの東側に整備中の商業棟で、12月22日から順次、店舗を先行オープンする。第1号は沖縄発の「ポークたまごおにぎり」の専門店「ポーたま」で、県内初出店となる。にぎわい広場や観光交流エリアを含めた全面開業は来秋を予定している。


熊本空港の商業棟に入る「ポーたま」の店舗イメージ(ポーたま提供)

 商業棟は2階建て。1階部分(延べ床面積約2000平方メートル)に8区画を設け、5区画を飲食店、2区画を雑貨・物販の店舗とする方針。残り1区画は計画中という。12月に出店するポーたまは、あか牛ステーキや辛子レンコンなどの限定メニューも販売する。


辛子レンコンを使った「ポーたま」のメニュー(左)とあか牛ステーキを使った「ポーたま」のメニュー(いずれもポーたま提供)

 商業棟の隣には、芝生やイベントスペースを備えた広場(広さ約4400平方メートル)を整備する。仮設のターミナルビルとして使っていた別棟ビル(延べ床面積約5600平方メートル)は観光交流エリアとして、観光客向けのサービスを提供する予定。

 3月に開業したターミナルビルには、保安検査後の待合エリアに飲食や土産物を扱う26店が並び、出発前の滞在を充実させた。一方で、航空便の乗客以外が利用できる店が少ないとの声もあり、商業棟の開業を一部前倒しすることにした。

 熊本国際空港は「訪れる全ての人が楽しむことができ、地域に愛される空港を目指す」としている。


advertisement