【佐賀】 紅葉の名所「九年庵」で秋の一般公開はじまる

 紅葉の名所として知られる佐賀県神埼市の国指定名勝「九年庵(くねんあん)」で11月15日、秋の一般公開が始まった。色づきは現在5割ほどで、20日頃には全体が赤く染まる見通し。


色づき始めた九年庵の紅葉

 九年庵は、県出身の実業家・伊丹弥太郎が1892年に建てた別邸と、1900年から9年の歳月をかけて整備された庭園の総称。約6800平方メートルの庭には、イロハモミジやツツジなど約60種700本が植えられ、春と秋に一般公開している。

 福岡県久留米市から夫婦で初めて訪れた男性(70)は「まだ色づき始めだったが、美しい景色を堪能できた」と話していた。

 公開は23日までで、開園は午前8時半~午後4時。美化協力金(高校生以上)500円が必要。


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