【長崎】県警に毎年届く匿名の寄付 「ASグループ基金」
長崎県警に匿名で毎年送られている寄付金について、県警は1月26日、2023年分の2万円を「長崎県愛の福祉基金」に寄託した。
1956年から
この寄付は1956年に「A子」さんと「S子」さんと名乗る人から「気の毒なお友達にあげてください」と書かれた手紙と現金300円が届いたことが始まり。その後、「Y子」さんも加わり、現在は「Y子さんの娘」と親族の「N子」さんが寄付金を毎年送っている。県警は「ASグループ基金」として積み立てている。
県警広報相談課の山本耕平課長から寄託された県障害福祉課の佐藤隆幸課長は「障害者福祉をより豊かにするために活用したい」と述べた。障害者団体のイベントなどに活用される予定という。