【長崎】福砂屋が諫早に新工場 2026年以降稼働へ

 カステラ本家福砂屋(本社・長崎市)は2月7日、長崎県諫早市にある南諫早産業団地の約3.3ヘクタールを取得し、新工場を建設すると発表した。2025年に着工し、26年以降の稼働を目指す。

カステラやフクサヤキューブを

 工場は現在、諫早市多良見町、大村市今津町、福岡市博多区など4か所にある。新工場は諫早インターチェンジ(IC)などに近く、物流の効率化などが期待できるという。総工費は約40億円。



 建物は鉄骨造で、建物面積は約1万4000平方メートル。カステラ、フクサヤキューブなどを製造する予定。雇用者数は約400人で、このうち新規雇用者は50人を想定している。


 21年6月に分譲を開始した南諫早産業団地では、京セラ(本社・京都市)が新工場を建設する計画で、99%の分譲先が決定しているという。


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