【鹿児島】新茶の品質に太鼓判 鹿児島市で今季初の取引

 鹿児島県産新茶の初取引会が4月4日、鹿児島市のかごしま茶流通センターで開かれた。新茶の取引としては全国で最も早いという。


新茶の品質を見定める買い受け人ら


 出荷されたのは、南九州市や枕崎市、錦江町、屋久島町など3市3町の104点、5.9トン。県内22業者の買い受け人が茶葉を手に取ったり、香りをかいだりして品質を確かめた。1キロあたりの平均入札価格は3869円(前年2748円)で、高値は2万240円(同1万2023円)だった。

 県茶業会議所によると、今年は霜の被害もなく、品質の良い新茶ができあがったという。同会議所の柚木弘文会頭は「新茶の色や味、香りを多くの方に味わっていただきたい」と話した。


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