【鹿児島】いぶすきフラフェス開催 指宿がハワイ一色に

 ハワイの伝統舞踊フラの踊り手が集まる「いぶすきフラフェスティバル」が6月7~9日、鹿児島県指宿市の指宿総合体育館を主会場に開催される。期間中、市はアロハ一色に染まる。


「いぶすきフラフェスティバル」のポスター


 フラフェスは2004年に始まり今回で21回目。7日は同体育館で競技会が開かれ、過去最多となる56組237人が参加を予定している。


ダンスを披露する出場者

 審査員にはハワイから指導者らを招き、▽装飾▽手や足、体の動き▽演技力――など10以上の項目で評価する。観覧料は高校生以上1500円、中学生以下500円で、審査員ら5人による本場のダンス披露もある。


細かな手足の動きや表現力など様々な審査項目がある

 8、9日は同体育館で、観覧無料のエキシビションを行い、計226組1876人が日頃の練習の成果を披露する。フラのアクセサリーやアロハシャツ、雑貨などを販売するハワイアンショップ16店が並び、キッチンカーも集まる。子どもや大人がフラを体験したり、首飾りのレイを作ったりするワークショップも開く。


会場にはハワイアンショップなども集まる

 このほか、8日11時30分から同体育館でハワイアンバンドの生演奏に合わせて来場者が自由に踊れる「メレ・フラタイム」、15~17時にはJR指宿駅前の広場で「街角フラ」を行う。


駅前で行われる「街角フラ」には大勢の見物人が集まる

 また、6月1~9日はアロハシャツや女性のドレス「ムームー」を着て市内の飲食店などを利用すると特典が受けられる。



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