【長崎】鄭成功の生誕400年を祝い舞う 出生地の平戸で
中国・明王朝の復興を目指し、台湾をオランダの支配から解放した
鄭成功は、平戸を拠点とした中国人海商・
市は生誕400年に向け、1962年に児誕石の近くに建てられた鄭成功の分霊
生誕400年祭は記念館前で開かれる予定だったが、雨のため、平戸文化センターで開催された。鄭成功が少年期を過ごした中国の南安市や、台湾の台南市から訪問団が訪れ、国内外の約500人が参列。平戸市の黒田成彦市長は「鄭成功は東アジアの英雄として、世界に誇る偉大な存在。生誕400年の記念すべき年であり、生誕を祝うとともに偉業を顕彰したい」と述べた。
南安市の芸術団のメンバーは、中国の伝統的な舞踊を披露。平戸の住民は、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された
鄭成功
平戸で生まれた後、7歳の時に渡海して南京大学で学んだ。明滅亡後、満州族による王朝・清に抵抗して明を復興する「抗清復明」を掲げたが敗れ、オランダに支配されていた台湾を攻略して解放した。近松門左衛門の浄瑠璃「