【鹿児島】新スタジアム「検討対象」にサンロイヤル跡地

　鹿児島市が進めるサッカー場を想定した多機能複合型スタジアム構想を巡り、下鶴隆央市長は9月2日、鹿児島サンロイヤルホテル(鹿児島市与次郎1)の跡地について、鹿児島県との協議の場で「(候補地として)検討対象に挙がっている」と明らかにした。

「判断は丁寧かつ慎重に」

　同ホテルは施設の劣化などに伴い、同市本港区エリアの県有地・住吉町15番街区への移転、新築を目指す意向を表明。これを受けて、塩田康一知事は8月の定例記者会見で、「(スタジアム建設地の)候補の一つになり得る」との考えを示していた。

　2日に開かれた定例記者会見で、下鶴市長は「サンロイヤルホテルの敷地単体では条件に合致しない」とした上で、「候補地になり得るかの判断については、周辺の地権者の考えを伺いながら丁寧かつ慎重に進めていきたい」と話した。

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