【大分】国東の新名物へ! 「おにむすび」のレシピを募集
大分県国東市と地域おこしに取り組む市民団体「国東ひとむすび」は、新しい名物となるおにぎり(おむすび)のレシピを募る「くにさきおにむすびグランプリ2024」を初めて企画した。2025年1月15日まで、おにぎりのオリジナルレシピを募集している。
市内は山海の幸に恵まれている一方、中山間地が多く、大規模に生産される特産品に乏しい。市は、多種多様な品目を使って地域振興を図ろうと、多くの人に好まれるおにぎりに着目。23年度から、国東半島に伝わる鬼伝説と、国東を訪れる人と地元の人を「結ぶ」をかけて「おにむすび」と命名し、公式キャラクター「オニムスジン」を制作するなどしてPRしてきた。
応募は1月15日まで
レシピは、市の特色をいかし、作品名に「おにむすび」の言葉を入れることなどが条件。米の種類や形は問わない。専用フォームや市役所などに置いている応募用紙で応募できる。
1次審査を通過すると、25年2月の公開2次審査に進み、グランプリに20万円、2位に10万円、3位に5万円の賞金が贈られる。グランプリ作品は「国東公式おにむすび」として、飲食店で販売する予定。
同市観光・地域産業創造課は「長く国東の名物となり、全国に知られるようなおにぎりを期待する」と呼びかけている。問い合わせは同課(0978-72-5183)へ。