【長崎】波佐見・白山陶器の皿 デザインアワード大賞に
長崎県内で企画、製造された優れた商品を表彰する「長崎デザインアワード2024」で、波佐見町の陶磁器製造会社・白山陶器が手がけた板状の皿「AMUSE」が大賞に選ばれた。
大賞になった白山陶器の皿は「サービングトレイ」と呼ばれ、運びやすいように持ち手を備えている。Lサイズ(縦15センチ、横35センチ)とSサイズ(縦11センチ、横26センチ)があり、それぞれ白やカーキなど5色を展開。おつまみやお菓子を載せるのに適している。
11月に県庁で行われた表彰式で、宮地智弘・県産業労働部長は「滑らかで平らな面を実現する技術の高さと、持ち手の形状が高く評価された」とたたえ、「県として、今後も各商品の認知度向上や販路拡大を目指す取り組みを支援したい」と語った。白山陶器の担当者は「受賞を励みに、暮らしや食卓を豊かにする製品の開発に努めたい」と話した。
ほかの受賞商品は、「長崎平戸宝亀かまぼこ」(金賞)、「島原手延べ クラフト素麺(そうめん)」(銀賞)、「フルーツバス停コインケース」(特別賞)など。一部の商品は、2025年1月18~24日、長崎街道かもめ市場の土産物店でも販売される。