【鹿児島】電動車でツル観察 出水市「つるのしん号」出発
鹿児島県出水市は2月1日、低速で走る電気自動車「グリーンスローモビリティ」を導入し、ツル観察センターの周辺で運行を始めた。
市のマスコットキャラクター「つるのしん」にちなんで「つるのしん号」と名付けた。6人乗りで時速20キロ未満で走行。静かでツルを驚かすことなく近付き、観察することができる。午前10時~午後2時の間にツル観察センターを4回程度出発し、約30分かけて東干拓などを回る。市職員が運転し、ガイドも同乗する。
1日はセンターで出発式があり、テープカットなどが行われた。椎木伸一市長は「ガイドも付くので満足度が向上するのではないか。出水市のツルの魅力がもっと広がっていってほしい」と話していた。
センターが開いている3月9日まで乗車できる。4月からは出水麓武家屋敷群で活用する予定という。