【長崎】選抜21世紀枠の壱岐高を応援!CFが目標到達

 第97回選抜高校野球大会の出場校に21世紀枠で選ばれた壱岐高の支援のため、長崎県壱岐市が実施しているふるさと納税を活用した「ガバメントクラウドファンディング」(GCF)で、目標金額の1000万円を達成した。


寄付額が1000万円を超えた壱岐高校を応援するCFのサイト


引き続き支援を!


 ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」には2月4日未明までに500人近くから寄付が寄せられ、50日ほどで目標を達成した。

 同サイトでは、選手らが練習試合や公式戦のたびに、1日数便しかないフェリーに1時間半乗り、さらにバス移動で1時間以上かけて移動することを取り上げ、選手らの経済的、身体的な負担の大きさを訴えた。

 同市商工振興課の男性(28)は「21世紀枠選出が決まってから寄付が急激に集まった。今後も離島の子どもたちを応援するための架け橋となれたら」と感謝する。

 同市は「ふるさとチョイス」と「ふるなび」の二つのサイトで引き続き寄付を募っている。問い合わせは同課(0920-48-1135)へ。

 寄付や支援の輪は島内に広がっている。野球部後援会は「壱岐高校甲子園応援特設サイト」を開設し、寄付を呼びかけている。広報担当の男性(56)は「甲子園に行くとなると金銭的な負担は付きもの。選手が心置きなくプレーするため、協力をお願いしたい」と話している。


advertisement