【宮崎】日向のメディキットスタジアム、改修工事が完了 

 宮崎県日向市のお倉ヶ浜総合公園で行われていた野球場(愛称・メディキットスタジアム)の改修工事が完了した。2月15日からプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルス二軍の2次キャンプで使われる。

楽天二軍が15日から2次キャンプ


改修されたお倉ヶ浜総合公園野球場

 野球場は1978年に完成し老朽化が目立っていたことから、市が事業費約18億5000万円をかけて工事に着手。本部棟や投球練習場、スコアボードを改修したほか、両翼なども拡張した。事業費のうち5億円は、医療機器メーカー「メディキット」の創業者で同市出身の中島弘明氏(2023年7月死去)の寄付を充てた。

 2日に現地で開かれた式典には約100人が出席。西村賢市長は「子どもから大人まで快適にプレーできる環境が整った。市民に親しまれる場となることを期待している」と述べ、関係者とテープカットやくす玉を割って完成を祝った。式典後、地元中学生による野球の記念試合が行われた。

16日にヤクルト二軍と記念試合

 16日には同野球場で楽天二軍が東京ヤクルトスワローズ二軍と記念試合を行う。午後0時半からセレモニーがあり、市出身でヤクルトの青木宣親・GM特別補佐が始球式を行う。試合開始は同1時。入場無料。


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