【長崎】「海に眠るダイヤモンド」 神木さんが市長を訪問

 炭鉱の島として栄えていた当時の端島(軍艦島、長崎市)を描いたドラマ「海に眠るダイヤモンド」(TBS系)で主演を務めた俳優の神木隆之介さん(31)が2月20日、長崎市の鈴木史朗市長を表敬訪問し、島での撮影現場の様子などを振り返った。

ドラマに参加できて光栄

 端島で生まれ育った鉱業会社の職員・鉄平を演じた神木さん。20日も含め端島を3回訪れたといい「端島に生きる男を演じ、誰かの人生が、過去から今まで紡がれているものなのだと感じた。ドラマに参加でき本当に光栄」と振り返った。鈴木市長は「軍艦島が生き返ったようなドラマを見せてもらった」と語った。


島での撮影を振り返る神木さん

 ドラマの内容にちなんだ青色のタンブラーを贈られた神木さんは「かわいい、すてきな青。いっぱい飲み物をつぎます」と喜んだ。

 4月18日、同市のベネックス長崎ブリックホールでトークイベント「神木SA」を開催予定。

ロケ大賞準グランプリ

 地域を盛り上げた作品とロケ地を表彰する「第15回ロケーションジャパン大賞」で、「海に眠るダイヤモンド」と県、長崎市が、準グランプリを受賞した。


鈴木市長(右)と面会した神木さん


 神木さんの訪問中に知らせを受けた鈴木市長は「長崎を舞台に素晴らしいドラマを撮ってくれたおかげ」と感謝した。


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