【宮崎】陶芸家・堺克弘さんが古里で個展 3月3日まで

 宮崎市出身の俳優・堺雅人さんの弟で、岐阜県を拠点に活動する陶芸家・堺克弘さん(49)の作品を展示・販売する「堺克弘 作陶展Ⅵ」が同市船塚1のギャラリー陶花で開かれている。3月3日まで。

兄・堺雅人さんの輝き 表現の世界へ


作品を紹介する堺克弘さん

 克弘さんは現在、岐阜県瑞浪市を拠点に活動している。大学時代に兄・雅人さんの芝居を見て、「輝いて見えてすごいと感じた。自分も何か自分を表現できるものを見つけたい」と思い、当時、器に興味を持っていたことから陶芸家を目指したという。大学卒業後、岐阜県で陶芸を学び、約25年間にわたって作品を作り続けているという。

 古里、宮崎市で約5年ぶりとなる今回の個展では、マンゴーやハート形などの器やマグカップ、箸置きなどをそろえ、青色や金色などの鮮やかな作品が並び、柄も車やアルファベットなど多様だ。

 克弘さんは「実用性や料理を引き立てることを大事にして作品を制作している。多くの地元の方に訪れてもらい、好みの作品を探して手にとってほしい」と語る。

 午前10時~午後6時。問い合わせはギャラリー陶花(0985-32-1155)へ。


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