【大分】宇佐神宮1300年で観光振興を! 市などが協定

 大分県宇佐市の宇佐神宮創建1300年の節目を観光振興に生かし、経済活性化につなげようと、市と三和酒類(宇佐市)、宇佐商工会議所などでつくる記念事業実行委員会は市役所で連携協定を締結した。

商品作りや記念イベントへ連携


締結式に臨んだ是永市長(右から3人目)ら

 協定では、3者で地域の産品の消費拡大や、観光客誘致の促進に取り組むことなどが盛り込まれている。具体的には、地域資源を生かした商品作りや、記念イベントの企画などを想定しているという。

 3月13日の締結式で、是永修治市長は「一過性ではなく、ここから盛り上げていきたい」とあいさつ。三和酒類の西和紀社長は「地域や国内外と様々な縁が生まれることを楽しみにしている」と述べ、地元産の大麦ニシノホシを使った記念商品を検討していることなどを紹介した。

 立会人の大久保博範・同神宮権宮司も「宇佐が全国的に有名になり、おいしい物もあるところだと広まればありがたい」と話した。


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