【宮崎】霧島酒造スポーツランド都城 4月12日供用開始

 4月12日から供用開始となる宮崎県の都城市山之口運動公園(霧島酒造スポーツランド都城)が報道関係者らに公開された。主要施設の県山之口陸上競技場(クロキリスタジアム)は2027年の国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会をはじめ一流アスリートが集う大会での活用が見込まれている。県の担当者は「子どもたちがプロスポーツなどを間近で見て大きな刺激を受けてほしい」と話している。

クロキリスタジアムやアカキリフィールド


温かみある色合いのスタンドや大型画面などが備えられたクロキリスタジアム

 運動公園は、県が整備したクロキリスタジアムと、都城市が整備した山之口運動公園陸上競技場(アカキリフィールド)などで構成。クロキリスタジアムは屋根付きのスタンドを備え、一般開放されるトレーニングスペースも備えている。公開は3月25日に行われ、県の担当者は「オレンジや黄色などの色合いの座席は、宮崎の『ひなた』をイメージしている」などと述べた。


陸上競技やサッカー、ラグビーなどができ、防災機能も備えたアカキリフィールド

 アカキリフィールドはサッカーやラグビーの試合が行われるほか、災害時に自衛隊などの活動拠点となることも想定されているという。市職員は「周囲には大型遊具やジョギング走路も整備した。気軽に利用してほしい」と話していた。各施設についての問い合わせは管理事務所(0986-57-2800)へ。


advertisement