【宮崎】国スポ会場「霧島酒造スポーツランド都城」始動

屋根付きのスタンドなどを備えた県山之口陸上競技場(提供:都城市)

 宮崎県と都城市が整備した都城市山之口運動公園(愛称・霧島酒造スポーツランド都城)が4月12日、オープンした。2027年に県内で開催される国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会のメイン会場として使われる予定。

大型遊具も設置


テープカットで開業を祝う関係者ら

 公園内には主競技場の県山之口陸上競技場(同クロキリスタジアム)、補助競技場の山之口運動公園陸上競技場(同アカキリフィールド)があり、いずれも1周400メートルのトラックを備える。投てき練習場や一般に開放するトレーニングスペース、親子連れなどが無料で楽しめる大型遊具も設置されている。


走り初めで運動公園のオープンを祝う関係者ら

 総整備費は約257億円(見込み)。愛称の命名権(ネーミングライツ)は同市の霧島酒造が取得した。この日の開業セレモニーで、河野知事は「にぎわいの核となる施設をぜひ活用してほしい」とあいさつ。同市の池田宜永市長は「感動、喜びを与える場所となることを願う」と述べた。その後、テープカットや公募で集まった市民らも加わった走り初めが行われた。


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