【宮崎】国スポのホッケー会場が完成! 都農町で式典

 2027年に宮崎県内で開かれる国民スポーツ大会で使用されるホッケー競技のメイン会場が4月、都農町藤見公園内に完成した。4月29日に記念式典が開かれ、町内の子どもらの体験教室や県選抜チームのエキシビションマッチが行われた。

町の活性化へ期待


完成したホッケー場で競技を体験する子どもたち

 会場は国スポに向けて町が整備した人工芝のホッケー場で、本番までにもう1面整備される。式典では坂田広亮町長が「ホッケーの知名度を上げ、大会の成功と町の活性化につなげたい」とあいさつ。体験教室には約100人の児童、生徒が参加し、ともにオリンピックの出場歴がある膳棚大剛、永井葉月両選手らの指導でスティックを操り、ドリブルなどに挑戦していた。

 高鍋、延岡工、門川の各高校のホッケー部が練習などで使用する。町内にホッケーチームはないものの、町は今後も児童、生徒向けの教室を開いて普及を進めるという。


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