【鹿児島】「かつおのぼり」元気に泳いで! 県庁に掲揚
鹿児島県庁で5月14日、こいのぼりならぬ「かつおのぼり」が掲揚された。かつお節の生産量日本一をPRする恒例行事で、2025年は23日まで掲げる。
かつお節「日本一」をPR
かつおのぼりは、水産業の振興と子どもたちの健やかな成長を願って1985年から始まり、水揚げの本場枕崎市と連携して掲揚している。
掲揚式には、鹿児島市の真砂保育園の園児らも参加。子ども達が一斉にロープを引っ張ると、2匹の親カツオ(全長4メートル)と3匹の子カツオ(同3メートル)が青空にはためいた。参加した園児(5)は「思いっきり引っ張れて楽しかった。元気に泳いでほしい」と願った。
県水産振興課によると、2023年の県産かつお節の生産量は、全国の約7割を占める1万8980トンだった。同課は「この機会に是非ともカツオを食べていただきたい」と話した。