【山口】コンニャクの花って大きい! 宇部市で開花

 東南アジア原産の巨大コンニャクの一種が、山口県宇部市のときわミュージアム「世界を旅する植物館」で2年ぶりに花を咲かせた。開花期間は2日ほどで、6月4日には多くの見物客が訪れた。

ときわミュージアムで2年ぶり


開花した「アモルフォファルス・デカス・シルヴァエ」


 花を咲かせたのは、インドネシア・ジャワ島原産のサトイモ科の植物「アモルフォファルス・デカス・シルヴァエ」。先端で角のように伸びたクリーム色の「付属体」を、花びら状の葉「仏炎苞(ぶつえんほう)」(高さ74センチ、直径約70センチ)が覆っている。


 同館によると、同種の開花は国内5例目。同館は2018年に購入し、開花は23年5月以来2回目という。3日夕から仏炎苞が開き始め、午後9時に満開となった。4日現在、土から付属体の先端までの高さは313センチに達している。

 山口市の女性会社員(48)は「長くてきれいな色。タイミング良く見ることができてうれしい」と話していた。

 入館料300円。70歳以上200円、18歳未満は無料。問い合わせは同館(0836-37-2888)へ。


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