展覧会「日本近代洋画への道」が北九州市立美術館で開幕

 幕末から明治にかけて日本洋画の礎を築いた巨匠らの作品を通して国内の洋画の歩みをたどる展覧会「日本近代洋画への道」(読売新聞社などの実行委員会主催)が4月29日、北九州市立美術館(戸畑区)で始まった。

「鮭図」など約150点展示


展覧会「日本近代洋画への道」のチラシ


 ヤンマーディーゼルの創業者・山岡孫吉が収集し、「初期洋画の宝庫」とされる作品群を中心に約150点を展示する。高橋由一の「鮭図」(1879~80年)は、半身のサケの生々しい質感を、油彩による写実表現で細密に表現。九州ゆかりの黒田清輝や青木繁らの作品とともに、洋画表現の広がりを伝える。

 28日には開会式が開かれた。後小路雅弘館長は「美術」という言葉は1872年から使われるようになったと紹介し、本展について「(その)『美術』が誕生する瞬間をたどることができる」とあいさつした。

 6月21日まで。一般1500円、高大生1100円、小中生900円。月曜休館(ただし5月4日は開館し、7日休館)。問い合わせは同館(093-882-7777)へ。


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