【大分】「つくみ港まつり」 花火の有料観覧席など販売
大分県津久見市の夏の風物詩「つくみ港まつり」が8月2、3日、市港町のつくみん公園などで開かれるのを前に、市や津久見商工会議所などでつくる実行委員会が、最終日の花火大会の有料駐車場と有料観覧席を販売している。初めての試みで、収益は花火大会の運営費に充てる。
まつりは津久見港が海上輸送網の拠点となる重要港湾に指定された1951年、船舶の安全と豊漁を願って始まった。今年で74回目で、初日の市民総踊りや、九州最大級の大型単発花火など約5000発を打ち上げる納涼花火大会には毎年、多くの人が集まる。
まつり維持へ、収益は運営費に
しかし近年、安全確保のための警備体制や花火の費用が高騰しており、まつりの維持を目的に実行委が有料化などに踏み切った。
販売はオンラインのみ。まつり特設サイトで販売している。駐車場は1台5000円(310枚限定)、観覧席は1マス(1.8メートル四方、定員4人)8000円(80マス限定)。利用日はいずれも8月3日。問い合わせは同商議所内の実行委事務局(0972-82-5111)へ。