【鹿児島】被災地を支援! 「冬のあったか宿泊割」開始

 地震や大雨といった災害で打撃を受けた鹿児島県内の観光地を支援しようと県は12月1日、「南の宝箱鹿児島 冬のあったか宿泊割」を始めた。来年3月1日チェックアウト分まで、1人1泊あたり最大5000円を割引する。


1人1泊あたり上限5000円

 キャンペーンは今夏に発生したトカラ列島の群発地震や霧島連山・新燃岳の噴火、大雨などでキャンセルなどが出た県内の観光事業者への支援が目的。県内の宿泊施設約460施設のほか、旅行会社約50社、予約サイト7社が対象で、県内外の人が利用できる。日帰り旅行は対象外。宿泊代金の最大20%が割引され、割引の上限は1人1泊あたり5000円。一度の旅行につき、7連泊までが適用となる。

 県PR観光課の若松拓人課長は「冬休みの期間とも重なるので、キャンペーンを機に鹿児島の魅力を再発見してほしい」と話した。

 対象の宿泊施設などは特設サイトから確認できる。問い合わせは午前9時~午後5時(30日~1月4日を除く)、コールセンター(050-3667-1619)で受け付ける。


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