【鹿児島】指宿で「全国カツオまつり」 グルメも多彩に
カツオ漁が盛んな全国の自治体が集う「全国カツオまつりサミット in 指宿」が12月6、7の両日、鹿児島県指宿市で開かれる。関係者らによるシンポジウムや、カツオグルメが味わえるマルシェなどが催される。
交流を通じてカツオ産業の発展を図るための取り組みで、2018年から、カツオ漁が盛んな和歌山県や高知県など持ち回りで開催。今回は5回目で、鹿児島県での開催は初めて。
6日は同市役所山川庁舎でシンポジウムが開かれ、指宿市の山川水産加工業協同組合の国沢伸二組合長が地元報告として「本枯本節生産日本一の『指宿鰹(かつお)節』の魅力と歴史」と題して話すほか、宮城県や高知県、静岡県の関係者らによるカツオの歴史やグルメについてのリレートークなどが行われる。
7日は「全国カツオまつり」として、同市のふれあいプラザなのはな館で開催。全国のカツオグルメが楽しめるマルシェのほか、高知県中土佐町の「藁(わら)焼きたたき」(午前10時30分と午後1時30分)と指宿市山川の「炭焼鰹たたき」(午前11時30分)の実演とふるまい(数量限定)などがある。
開場時間は6日は午後1時~4時30分、7日は午前9時~午後3時。主催する実行委員会の委員長を務める打越明司・指宿市長は「全国に指宿のカツオとカツオ節を発信する機会になる」と意気込んでいる。問い合わせは同市商工水産課の事務局(0993-22-2111)へ。
advertisement




