【宮崎】川南町に豊かな音色 恒例の「モーツァルト音楽祭」

 冬の宮崎県川南町に豊かな音色を響かせる恒例の「川南町モーツァルト音楽祭」が、2025年は12月19~24日に開かれる。

12月19~24日 馬込勇さん音楽監督


今年の音楽祭の見所を話す馬込監督(中央)や中馬運営委員長(左)ら

 音楽監督の馬込勇さん(指揮・ファゴット)、植田克己さん(ピアノ)ら国内外で活躍する音楽家のほか、音楽祭に過去4回出演したウィーンの歌劇場「ウィーン・フォルクスオーパー」の常任指揮者、トビアス・ヴェーゲラーさんも出演を予定している。

 音楽祭は、日本モーツァルト青少年管弦楽団の合宿地に川南町が選ばれたのをきっかけに2001年に始まり、今回で23回目。

 サンA川南文化ホールでは、21日午後3時からオラトリオ「天地創造」が披露される「コンサート1」、23日午後6時から吹奏楽と協奏曲を楽しめる「コンサート2」(ともに一般3000円、高校生以下2000円)が行われる。

入場無料のコンサートも

 入場無料のコンサートも予定されている。クラリネットのマルティン・ヴェーゲラーさんらによる「特別コンサート1」(19日午後6時、町総合福祉センター)や、家族連れ向けの演奏会「おさな子のためのコンサート」(24日午前11時、サンA川南文化ホール)で、音楽の魅力を堪能できそうだ。

 1日に県庁で記者会見した音楽祭の中馬章一運営委員長は「ほっと癒やされるような音楽なので、ゆっくり楽しんでほしい」と話していた。問い合わせは実行委(0983-27-0882)へ。


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