【大分】イオン九州がトキハインダストリーの全株式取得

 九州各地で総合スーパーを展開するイオン九州(福岡市)は3月10日、大分県内で23店を展開するトキハインダストリー(大分市)の全株式を取得し、完全子会社化した。トキハインダストリーの川村泰平社長は同社で開いた就任記者会見で「県でナンバーワンの愛されるスーパーにしたい」と意気込みを語った。

「県でナンバーワンのスーパーに」


記念撮影に臨む川村社長(中央)と羽田野取締役相談役(左)、イオン九州の中川伊正社長

 同社は、百貨店を運営するトキハ(大分市)の子会社として1970年に創業。前イオン九州上席執行役員の川村社長は会見で、既存店舗の改装やデジタルトランスフォーメーション(DX)の導入、イオン九州との人材交流などを行う考えを示した。

 一方、店名や従来のポイントサービスなどは継続し、現時点で新規出店や統廃合は考えていないとした。

 イオングループのスケールメリット(規模効果)や豊富なプライベートブランド(PB)を最大限活用するとし、「接客に代表されるトキハインダストリーの魅力ある特徴を、イオン九州のパワーで磨き上げていく」と力を込めた。

完全子会社化 シナジー効果に期待

 同席した前社長の羽田野尚志・取締役相談役は、人口減少や小売業の競争激化といった課題を挙げ「(イオン九州との)シナジー効果を最大化できるように尽力したい」と話した。


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