街の散策を楽しむきっかけにしてもらおうと、芸術家がデザインした「アートなベンチ」が福岡市・天神地区に初めて設置され、犬をかたどったユニークなベンチがお披露目された。市は6月までにJR博多駅前と合わせて計3基を設置する予定で、担当者は「ぜひアートに座って、触って街歩きを楽しんでほしい」と呼びかけている。
健康づくりと芸術 市が後押し
「人生100年時代」を踏まえ、市は健康づくりのために、自然と楽しく体を動かしたくなる仕掛けがある街づくりを進めている。一方で、アートを身近に親しんでもらう取り組みも行っており、今回は二つのプロジェクトが協働して実現した。
街中で思わず座りたくなるようなベンチを国内外のアーティストに制作してもらう企画で、第1弾として4月20日、天神西交差点付近に1基を設置した。
制作したのは、東京を拠点に活躍する長谷川仁さん(53)で、作品名は「犬と、」。ダックスフントを模した約3.8メートルの横長のベンチに大人3人ほどが座れる。色鮮やかなドットは生物を構成する元素を表しており、長谷川さんは「動物や人間は36種類程の元素でできており、それらが循環している。見えないけれど、我々は様々な生物とつながる地球の一部である事を感じていただければ」と話していた。
残り2基は4月末に博多駅前、6月に天神北交差点付近に設置される見通し。
advertisement







