門司港地ビール工房が小倉駅そばで再出発! ギラヴァンツとのコラボ商品も登場
記事 INDEX
- コロナ禍で門司から小倉へ
- その名も「ギラヴァイツェン」
- ファンも街もみんな元気に!
22年間にわたって北九州・門司港レトロ地区で親しまれてきた「ビアレストラン門司港地ビール工房」が昨年12月、コロナ禍による観光客の減少を受け、JR小倉駅近くに移転オープンしました。2月下旬には、サッカーJ2・ギラヴァンツ北九州と共同開発したオリジナルビールを発売。苦境が続く中、店はチャレンジを続けています。
コロナ禍で門司から小倉へ
国内外からの旅行客や地元の宴会などがメインだった門司港の店舗。コロナ禍で客足が落ち込む中でコストを削減するため、賃借していた店舗を昨年9月末に閉鎖。自社所有の現在地で再スタートを切ることを決めました。
ビアレストランの運営会社「門司港レトロビール」の企画部長・宮本桃子さんは「長年親しんだ門司港を離れることはとても残念でしたが、今は新天地で頑張っていこうという気持ちで日々取り組んでいます」と語ります。
新しい店舗は、店内設計の段階から産業医科大学の指導を受け、換気はもちろん、仕切りに特注のアクリル板を採用するなどコロナの感染対策を徹底したといいます。
門司港で製造するヨーロピアンスタイルの新鮮なクラフトビールと料理を楽しめるのはもちろん、焼きカレーやピザ、オードブル盛り合わせといったテイクアウトメニューの拡充も図っています。
客席は28席と旧店舗の4分の1に縮小しての営業ですが、コロナが収束すれば、また多人数のグループ客にも楽しんでもらえる店にしたいと考えているそうです。
その名も「ギラヴァイツェン」
ギラヴァンツ北九州とのコラボ商品「GIRAWEIZEN(ギラヴァイツェン)」は、ミクニワールドスタジアム北九州での開幕戦に合わせ、2月27日に発売されました。
「企画がスタートしたのは1年以上前です。門司港地ビール工房がミクスタに出店し、チームをスポンサードしている縁をいかし、両方のファンのみなさんが楽しめ、街も元気にできるものをつくろうと始まりました」と宮本さんは振り返ります。
企画にはギラヴァンツの女性サポーター15人も参加。「ミクスタの芝の色に映える鮮やかな黄色を」「試合前やハーフタイムに何杯も飲めるような軽いビールがいい」といった意見を取り入れました。
全国地ビール品質審査会で最優秀賞に輝いた「ヴァイツェン」をアレンジし、フルーティな香りで苦味を抑えた、ライトテイストなビールに仕上がりました。
ファンも街もみんな元気に!
ラベルデザインはサポーターや一般からの公募で寄せられた約70種類から、選手の投票で決定しました。青い海と緑の芝を眺めながらスタジアムで飲むシチュエーションに合うだけでなく、北九州の土産やプレゼントとしても喜ばれそうです。
ギラヴァイツェンは、ギラヴァンツのホームゲームが開催されるミクスタや門司港地ビール工房のほか、北九州市内の百貨店やスーパーなどでも販売されます。
新商品の売上金の一部はチームに寄付され、強化費や運営費に充てられることになっています。
店舗名 | ビアレストラン門司港地ビール工房 |
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所在地 | 北九州市小倉北区米町1-3-19 |
営業時間 | 平日 11:30~14:30/ 17:30~22:30(3月21日までは17:00~21:00) 土日・祝日 11:30~22:30(3月21日までは11:30~21:00) ※営業時間は新型コロナの状況により変わる場合があります |
電話 | 093-531-5111 |
公式サイト | 門司港地ビール工房 |