思い出のかしいかえんで「家族写真をもう一度」 地元出身タレント服部さやかさん

かしいかえんの思い出を語る服部さん

記事 INDEX

  • 初めて乗ったジェットコースター
  • シルバニアガーデンは夢の世界
  • 最後に感謝の気持ちを伝えたい

 12月30日で閉園する福岡市東区の遊園地「かしいかえん シルバニアガーデン」。多くの人が思い出の場所との別れを惜しんでいます。園の近くで生まれ育ったタレントの服部さやかさん(29)もその一人。「ほかの遊園地にはないアットホーム感が好き」という服部さんに、かしいかえんの思い出を聞きました。

初めて乗ったジェットコースター

 服部さんは、アイドルグループ「LinQ」の初期メンバーとして活動し、現在はテレビ番組のリポーターなど福岡を中心に活躍しています。かしいかえんは物心つく前から通っていた場所。両親と2人の兄とともに、広場でピクニックをしたり、アトラクションに乗ったり――。近所の公園で遊ぶような感覚で出かけていたといいます。


かしいかえんで幼い頃に撮った写真(Twitterより)

 思い出深いのは、かしいかえんのキャラクター「ビートくん」がデザインされた「ブンブンコースター」だといいます。はじめは身長制限に阻まれて乗れませんでしたが、通っているうちに背が伸び、晴れて"念願"がかなった人生初のジェットコースター。すっかり顔なじみになっていたスタッフの女性から「(身長制限を)越えたね」と笑顔を向けられ、とてもうれしかったことを今も覚えているそうです。


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シルバニアガーデンは夢の世界

 しかし小学3年生の時、よく遊んでくれた父が他界します。家も引っ越して、かしいかえんから離れてしまいました。成長するにつれて遊びに行く回数も減り、仕事を始めると訪れる機会はなかったといいます。


シルバニアファミリーの人形を手にする服部さん

 その間に施設はリニューアルされ、園内に「シルバニアガーデン」ができました。服部さんは幼い頃から「シルバニアファミリー」が好きで、たくさんのグッズを自宅にそろえているそう。1年ほど前、久しぶりに訪ねたかしいかえんは、オリジナルキャラクターの「はなぞのウサギファミリー」たちが迎えてくれる"夢の世界"で、「等身大キャラクターを見つけたときは感動しました」と振り返ります。

最後に感謝の気持ちを伝えたい

 今年3月に閉園が発表された後、たびたび足を運んで、写真を撮りながら園内をゆっくり巡っているそうです。「ずっとあるものだと思っていたので、足が遠ざかっていたことをとても後悔しました。今は『本当にお疲れさまでした』という気持ちです」

 「スタッフに感謝の気持ちを伝えたい」との思いで、園で撮影した写真の投稿をTwitterで始めました。母に教わり、「かしいかえん」のロゴをあしらった刺繍(ししゅう)にも挑戦している最中で、閉園までに完成させて園に届けるつもりです。

 「かしいかえんがなかったら、お父さんとの思い出もなかったんじゃないかと思うくらい家族みんなの場所。最後はお母さん、お兄ちゃんたちと一緒に行って家族写真を撮りたいです」

思い出を残す「人文字」に参加しませんか!!
 読売新聞西部本社は、かしいかえんの思い出を残すクラウドファンディング企画「ありがとう かしいかえん」に取り組んでいます。園内で人文字をつくってドローンから空撮(11月20日予定)し、その写真を収めたパノラマ新聞を制作するなど様々な返礼品を準備しています。応募は11月30日(人文字の空撮への参加権は11月12日)まで。詳しくは、読売新聞のクラウドファンディングサイト「idea market」でご確認ください。


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