福岡市内のインスタ映えスポットを紹介 観光サイト「よかなび」に新コンテンツ

新たにスタートした「Fukuoka360°」

記事 INDEX

  • SNSで魅力を発信!
  • 写真を気軽にシェア
  • 街歩きを楽しむARも

 福岡市は、観光情報サイト「よかなび」の新コンテンツとして、市内の観光地の魅力を写真でPRする「Fukuoka360°」をオープンしました。福岡の"今"を感じられる数々のインスタ映えスポットを紹介しています。

SNSで魅力を発信!


福岡市の観光情報サイト「よかなび」のトップページ

 福岡市はこれまで「よかなび」で、市内のイベント情報や観光の話題、モデルコースなどをPRしてきました。しかし、近年の観光客の情報源がウェブサイトからSNSに移りつつあることを受け、福岡の魅力をより幅広い層に発信できる写真中心のコンテンツを新設したそうです。


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写真を気軽にシェア

 Fukuoka360°では、福岡市や各区、観光施設が運用するインスタグラムアカウントの投稿を網羅。博多の町家や福岡城跡などの歴史・文化を感じさせる場所から、博多湾に沈む夕日や能古島といった自然豊かなスポットまで、様々な表情を見せる各地の写真を集めています。「#スポット」「#祭り・イベント」「#季節の風景」などのタグを選んで、それぞれのキーワードにあう写真だけを表示することも可能です。


様々なインスタグラムの投稿が並ぶ「Fukuoka360°」

 写真をクリックすると、その画像を載せたインスタグラムに移動するため、保存やシェアも手軽にできます。「fukuoka360」のアカウントでも写真を随時投稿し、サイトにもアップしていくそうです。

 福岡市観光マーケティング課の担当者は「イベントや風景など福岡の"今"をしっかり発信し、観光客だけでなく市民にも楽しんでいただきたいと思います。インスタグラムもぜひフォローし、役立ててほしいです」と話しています。

街歩きを楽しむARも

 11月25日からは、博多旧市街エリアの散策をより深く楽しめるように、音声AR(拡張現実)によるガイドの配信も始まります。音声ARは、目の前の現実世界に音声を重ねるもので、無料の専用アプリ「SARF」をダウンロードして体験できます。


オリジナルの音声ドラマ『博多流』のイメージ(福岡市提供)


 ガイドを聞けるコースは、▽オリジナルキャラクター「ナガマサ」が中世博多の街を復興していく音声ドラマを楽しむ『博多流~はかたながれ~』▽川上音二郎の生誕地や「博多町家」ふるさと館などをめぐる『博多伝統文化めぐり』▽旧市街に点在する歴史ある寺を中心に解説する『博多寺社めぐり』――の三つ。各所に設置されたガイドスポットに行くと、位置情報に連動して、ドラマや解説の音声が流れます。

 コンテンツの配信開始から当面の間は、JR博多駅総合案内所、ふるさと館、福岡アジア美術館の3か所で骨伝導イヤホンの無料貸し出しも実施。周囲の音も聞き取りながら安全に街歩きを楽しむことができるということです。


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