泥臭く!全力で! ボルクバレット北九州のF1リーグ3季目が再開
記事 INDEX
- 知名度アップに注力!
- 一体で地域を盛り上げ
- 「熱い集団」見に来て
北九州市を本拠地に活動するフットサルチーム「ボルクバレット北九州」。国内最高峰のFリーグ1部(F1)での戦いも3シーズン目です。九州リーグ時代から指揮してきた馬場源徳監督が退任し、選手も大幅に入れ替わるなど"新生・ボルクバレット"の船出となった今シーズン。6月に開幕したリーグ戦は約2か月の中断期間を経て、10月22日に北九州市立総合体育館で行われたエスポラーダ北海道戦で再開しました。
知名度アップに注力!
"見る競技"としてはまだまだマイナーなフットサルですが、9月27日から10月8日にクウェートで行われた「AFCフットサルアジアカップ2022」では、日本代表が優勝を飾りました。Fリーグでの歴史が浅いボルクバレット北九州には今のところ代表選手はいませんが、対戦相手には代表を擁するチームが多数あります。
とはいえ、選手が競技だけに専念できる環境にはないのがFリーグの現状。多くの選手が仕事をしながらフットサルを続けています。ボルクバレット北九州も例外ではありません。
選手やチームの環境を向上させるためには知名度を高め、応援してくれる人を少しでも増やすことが必要。今季のボルクバレット北九州はこれまで以上に、試合以外でも新たな試みでチームの存在を地域に浸透させることに力を注いでいます。
一体で地域を盛り上げ
9月26日には北九州を走る西鉄バスの1番系統にラッピングバスが登場。チームカラーである赤と黒を基調に、選手たちの姿がデザインされた車両が北九州の中心部を走行しています。
この夏に開催された「わっしょい百万夏まつり」では、選手たちがパレードに参加。まつりを盛り上げたことが評価され、「夏まつり賞」を受賞しました。
また、6月に「ボルククレセントカフェ」(八幡西区)、8月には「ボルクダイニング梓」(小倉北区)と、チームの名を冠した本格的な飲食店もオープンしました。
ホームゲーム開催時には、観戦初心者にも楽しんでもらえるよう、試合開始前にカラーライトによる演出が行われ、アリーナDJが音楽とともに試合を盛り上げます。
試合会場にはキッチンカーやテーブルマルシェが出店するほか、様々なイベントが開かれています。7月24日の試合では、市立総合体育館の外周で戸畑祇園山笠の「五段上げ」が披露され、観客を沸かせました。
「熱い集団」見に来て
地元スポーツチームとの連携も強化。6月24日に北九州市民球場で行われた独立リーグ・福岡北九州フェニックスの試合ではボルクバレット北九州の選手が始球式を務め、10月に発足した「北九州プロスポーツチーム等連絡会議」(事務局・北九州市スポーツ振興課)の共同PR活動にも参加して選手がチラシを配布しました。
ボルクバレット北九州がFリーグに参入した2018年から在籍し、今シーズンのキャプテンを務める安嶋健至選手は「チームの特徴は一体感と団結力。全員が全力で、泥臭く、一丸となって組織で戦うところです。フットサルという競技を見たことがない、知らないという人がまだまだ多いと思いますが、そんな『熱い集団』をぜひ見に来てほしいです」と観戦を呼びかけています。
北九州市だけでなく、福岡市や佐賀市でのホームゲームも開催されます。ぜひ足を運んでみてください。
今後のホームゲーム予定
11/ 5(土) 14:00 フウガドールすみだ(アクシオン福岡)
11/20(日) 16:30 バサジィ大分(北九州市立総合体育館)
12/ 2(金) 17:15 名古屋オーシャンズ(アクシオン福岡)
12/10(土) 15:30 シュライカー大阪(SAGAプラザ総合体育館)
12/25(日) 16:30 ペスカドーラ町田(北九州市立総合体育館)
1/29(日) 15:30 バルドラール浦安(北九州市立総合体育館)
※Fリーグ1部は全試合がインターネットテレビ「ABEMA」で生中継されます