国宝や重要文化財目白押し 侍展の会場設営に潜入してきた


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  • 大典太や圧切長谷部、太閤左文字も
  • テーマは『実践』
  • 刀剣乱舞とのコラボが実現

 特別展「侍 ~もののふの美の系譜~」が、福岡市早良区の福岡市博物館で開催中です。開幕を前に、展示される刀や甲冑の搬入作業が特別に公開されました。

大典太や圧切長谷部、太閤左文字も


展示する鎧を組み立てる関係者ら

 実戦で使われた刀剣や甲冑を中心に約150点を展示しています。6割が国宝や重要文化財で、「天下五剣」に数えられる国宝「大典太」(前田育徳会蔵)のほか、国宝「圧切長谷部」(福岡市博物館蔵)や国宝「太閤左文字」(ふくやま美術館・小松安弘コレクション)など、各地の名刀が並びます。

 準備中の会場では、学芸員たちが甲冑を大事そうに箱から取りだし、ショーケースの中に展示していました。黒田官兵衛や黒田長政の時代から黒田家に伝わるとされる陣羽織も衣桁にかけられ、専門家がチェックしていました。


手袋をして陣羽織をチェックする専門家

刀剣乱舞とのコラボが実現

 ゲーム「刀剣乱舞」とのコラボ企画が実現しました。日本号役の声優・津田健次郎さんが音声ガイドで侍展をナビゲート。刀剣男子の等身大パネルも展示しています。刀剣乱舞に登場する刀は「圧切長谷部」や「大典太」「五虎退」「江雪左文字」「博多藤四郎」など8本を展示しています。

 主催者は「特別展は『実戦』がキーワード。ほとんどの刀や甲冑は美術品ではなく、実戦に使われた武具ばかり」と話しています。

 特別展「侍 ~もののふの美の系譜~」は、11月4日まで開催しています。



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