1993年3月3日、福岡市地下鉄の博多~福岡空港間(3.3キロ)が開業した。地下鉄と空港が直結するのは全国初で、総延長距離は当時全国6番目の17.8キロになった。
開業により、同市・天神から約11分、JR博多駅から約5分と空港までのアクセスが飛躍的に高まった。前日には、福岡空港駅で開業式典が開かれ、参加者約500人が同駅から東比恵駅まで試乗した。
同区間の開業から今年で30年。3月27日には、七隈線の天神南ー博多駅間(約1.4キロ)の延伸が予定されている。七隈線と空港線の乗り換えなしで博多駅につながり、所要時間は約14分短縮されるという。