ホテルとANAがコラボ 空旅気分に浸れる客室が福岡市に誕生

12月17日にオープンする「ANA ROOM FUKUOKA」

記事 INDEX

  • 客室でANAを体感!
  • 飛行機のワクワクを
  • リビングもとことん

 12月17日は、約120年前にライト兄弟が初めて動力飛行に成功したことにちなんだ「飛行機の日」。福岡市博多区のANAクラウンプラザホテル福岡ではこの日に合わせて、全日本空輸(ANA)の機体をモチーフに改装した客室がオープンします。機内の3人掛けシートやタイヤホイールを使ったテーブルなどもあり、空旅気分に浸れます。

客室でANAを体感!

 ホテル14階に登場する部屋の名称は「ANA ROOM FUKUOKA」。ベッドルームとリビングルーム(計58平方メートル)からなり、成田―ホノルル間で運航し、「空飛ぶウミガメ」の愛称で親しまれているエアバスA380型機「FLYING HONU(フライング ホヌ)」をテーマとした内装となっています。


ウミガメのイラストが描かれている「FLYING HONU」の模型

 12月8日に行われたお披露目会で、ANA福岡支店の伊藤勝弘支店長は「ホテルの宿泊客にANAのサービスを体験してもらいたい」と語りました。


ホテルとのコラボについて語る伊藤支店長


飛行機のワクワクを

 新しい客室の”特別”なサービスは、ドアを開けた瞬間から始まります。ANAの空港ラウンジで使われているアロマオイルが香り、搭乗時に機内で流れる音楽が聞こえてきます。これから飛行機の旅が始まるようなワクワク感を抱かせてくれます。


空港の手荷物カウンターをイメージしたクローゼット


 部屋に入ってすぐのクローゼットは、空港の手荷物カウンターをイメージ。バスルームは青色のタイル張りの床で、機内で配られるマウスウォッシュなどのアメニティーもそろえています。


 ベッドルームはFLYING HONUの青を基調にデザインされ、機体に描かれているウミガメのキャラクターが、ぬいぐるみやクッションとして飾られています。


ウミガメのかわいいぬいぐるみ


 キングサイズのベッドは、親子3人なら川の字に寝ても余裕がありそうです。部屋の定員は4人までで、3人目からはエキストラベッドを設置してくれます。

リビングもとことん


子どもが遊べるプレイマット(手前)やシートがあるリビング

 リビングにはボーイング787型機の3人掛けシートと、同767型機のタイヤホイールを使ったローテーブルがあります。機内で提供しているコンソメスープも用意され、シートに座ると、これからハワイへ向けて飛び立つかのような気分です。


ボーイング787型機の3人掛けシート


 子どもが遊べるよう、飛行機のおもちゃなどを貸し出すほか、操縦席のディスプレーやセンサーなどの部品、飛行機の模型などを展示しているコーナーがあり、大人も存分に楽しめます。


展示されている飛行機の模型


 ホテルの柴田公房総支配人は「ここでしか見ることのできないアイテムもあり、旅とANAの魅力を楽しめる空間」とアピールしています。


新しい客室の魅力を語る柴田総支配人


【ANAクラウンプラザホテル福岡】
 所在地:福岡市博多区博多駅前3ー3ー3
 電話:092-471-7111
 公式サイト

<ANA ROOM FUKUOKA>
料金:1人1泊2万4000円~(2名1室利用時/税・サービス料込み)
※コースターやステッカー、フライトタグなどのオリジナル特典つき



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