福岡県直方市の市立上頓野小学校に近い県道直方行橋線の横断歩道2か所に、「飛び出し防止路面シート」がお目見えした。児童たちの通学路となっているが、見通しが悪く交通量も多いため、交通事故を防ごうと県土木組合連合会直方支部直鞍舗装部会が地域貢献の一環として寄贈した。
シートは合成ゴムなどでできており、縦44センチ、横100センチ。ヘルメットをかぶったキャラクター「あんぜんまもるくん」が「とまって! 右みて左みて!」と呼びかけるデザインになっている。4月7日、それぞれの横断歩道前の歩道に計4枚のシートが設置された。
市教育委員会の熊井康之・教育部長は「子どもたちの目に付きやすく、飛び出し防止につながると思う。大変ありがたい」と話している。
市教委は12日、同部会の山村哲夫会長に感謝状を贈った。同部会は他の校区にも同様に寄贈・設置することを検討するという。