福岡県太宰府市の太宰府天満宮で、参拝前に手や口を清める「手水舎」が青や紫のアジサイで彩られ、訪れる人の目を楽しませている。6月18日まで。
新型コロナウイルスの感染対策でひしゃくが撤去されたのを機に、2020年から毎年「花手水」として、開花時期に実施。縦4メートル、横6メートルの一枚岩でできた鉢に花を浮かべる様子を心待ちにする声が多く、今年も継続された。
訪れた東京都江戸川区の会社員(67)は「コロナ禍であってもなくても、きれいなものを見て感動するのは大事ですね」とうれしそうに写真を撮っていた。