サッカーJ3・ギラヴァンツ北九州は2月7日、北九州市門司区の甲宗八幡宮で必勝祈願を行った。24日の今季開幕戦を前に、石田真一社長や増本浩平監督、選手ら約50人が参列し、J2昇格に向けて健闘を誓った。
「昇格プレーオフ圏内」目標
ギラヴァンツは昨季、全20チームで最下位に沈んだが、日本フットボールリーグ(JFL)の上位チームがJリーグ入会を承認されていなかったため、かろうじてJ3残留が決まった。今季は「J2昇格プレーオフ圏内(6位以内)」を目標順位に掲げ、巻き返しを図る。
必勝祈願では、選手やスタッフらがおはらいを受けた後、「J3優勝」「得点王!!」などの抱負を記した絵馬を奉納。増本監督がギラヴァンツカラーの黄色のだるまに目を入れた。
24日にホームで開幕戦
今季から主将を務めるMF井沢春輝選手(24)は絵馬に「勝!!」と記し、「勝つチームになるためには仲良しクラブではなく、競争や厳しい要求も必要となる。主将としてプレーでチームを引っ張りたい」と意気込みを語った。
増本監督は「開幕戦がすごく楽しみ。結果を出して皆さんが笑顔でいられるようにしたい」と話した。
開幕戦は24日、ホームのミクニワールドスタジアム北九州(小倉北区)で行われ、SC相模原と対戦する。