「アニメ聖地88」に 北九州が舞台のモデル「ブルバスター」

 北九州市が舞台のモデルとなったテレビアニメ「ブルバスター」が、一般社団法人アニメツーリズム協会(東京)の「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」(2024年版)に認定され、3月30日、同市小倉北区の西日本工業大小倉キャンパスで授与式が行われた。


認定プレートなどを披露する田中館長(左から2人目)と青木さん(左端)、中尾さん(右端)


 このアニメは、害獣駆除企業で働く技術者が、自ら開発した二足歩行ロボット「ブルバスター」で巨大生物に挑む物語で、23年10~12月にBS日テレなどで放送された。北九州市沖の藍島(あいのしま)や市内の飲食店などが舞台のモデルになっているという。


 協会は国内外のファン投票などを基に、作品のモデルとなった都市などを「聖地」として選定。北九州市がアニメ作品部門で認定を受けるのは初めてという。

 式には、市漫画ミュージアムの田中時彦館長のほか、アニメの原作者の中尾浩之さんや監督の青木弘安さんが出席し、協会の担当者から認定プレートや認定証などを受け取った。田中館長は「大変光栄。アニメ文化をより生かした地域活性化を図りたい」と語った。

 プレートは今後、漫画ミュージアムで記念スタンプとともにお披露目する予定。


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